2009/06/19 23:51:17
8、BRIの入力(ボカロエディタ使用)
BRIは、母音に含まれる高域成分が強調され、値が高くなるほど声があかるくなります。単位時間当たりの息の流量が多ければ母音の倍音成分は多い、ということですので、
BRIの値は声の大きさに比例すると考えます。
ですので、BRIの曲線は、DYNの曲線をトレースするような形になります
*トレース後、発音させてみて、高周波がきついようでしたら、その部分のみ山を低く抑えます。
参考画像
http://db4.voiceblog.jp/data/oto774/1245426989.jpg
BRIは、母音に含まれる高域成分が強調され、値が高くなるほど声があかるくなります。単位時間当たりの息の流量が多ければ母音の倍音成分は多い、ということですので、
BRIの値は声の大きさに比例すると考えます。
ですので、BRIの曲線は、DYNの曲線をトレースするような形になります
*トレース後、発音させてみて、高周波がきついようでしたら、その部分のみ山を低く抑えます。
参考画像
http://db4.voiceblog.jp/data/oto774/1245426989.jpg
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2009/06/19 23:50:37
7、VELの入力(ボカロエディタ使用)
VELは、子音部分の強調に使用します。最初は肺の空気が一杯なので、子音は強めに発音します。徐々に空気が抜けるにしたがって子音部分は弱くなっていきます。
各フレーズの歌いだしはVEL値を小さく、そして、歌い終わるにつれて徐々に大きくしていきます。
ですので、参考画像のように斜めに切って終わりです。発音の不明瞭な所は、ボカロエディタでその都度、個別で修正をかけてください。
参考画像
http://db4.voiceblog.jp/data/oto774/1245426773.jpg
VELは、子音部分の強調に使用します。最初は肺の空気が一杯なので、子音は強めに発音します。徐々に空気が抜けるにしたがって子音部分は弱くなっていきます。
各フレーズの歌いだしはVEL値を小さく、そして、歌い終わるにつれて徐々に大きくしていきます。
ですので、参考画像のように斜めに切って終わりです。発音の不明瞭な所は、ボカロエディタでその都度、個別で修正をかけてください。
参考画像
http://db4.voiceblog.jp/data/oto774/1245426773.jpg
2009/06/19 23:49:42
6、DOMINO→ボカロエディタへのデータ変換
DOMINOでの入力が終了しましたら、DOMINOのヒューマナイズ機能を使って、機会臭さを軽減します。
一旦、ここでヒューマナイズ機能を使う前に、データをDMSで別に保存しておいて下さい。後々で修正をかける必要があった場合に使います。
ヒューマナイズ機能の操作ですが、まず、対象となるコントロールチェンジのみを曲全体に渡って選択します。
イベントリストペイン上で黒反転した部分の上で右クリック→ヒューマナイズを選びます。
そして、それぞれ、エクスプレッション:Tick補正「2~-2」、Velocity/value補正「3~-3」、ピッチベンド:Tick補正「2~-2」、Velocity/value補正「100~-100」
の値で処理をかけます。その後、SMFにて書き出して、ボカロエディタに読み込ませて歌詞を流し込んで下さい。
以上でDOMINOでの基本的な調声は終わりです。まだ先があるのですが、それほどこだわりがなければ、この時点で調声を終了させてしまっても問題ありません。
参考画像(画面は前バージョンのDOMINO調声法です)
http://db4.voiceblog.jp/data/oto774/1245426496.jpg
DOMINOでの入力が終了しましたら、DOMINOのヒューマナイズ機能を使って、機会臭さを軽減します。
一旦、ここでヒューマナイズ機能を使う前に、データをDMSで別に保存しておいて下さい。後々で修正をかける必要があった場合に使います。
ヒューマナイズ機能の操作ですが、まず、対象となるコントロールチェンジのみを曲全体に渡って選択します。
イベントリストペイン上で黒反転した部分の上で右クリック→ヒューマナイズを選びます。
そして、それぞれ、エクスプレッション:Tick補正「2~-2」、Velocity/value補正「3~-3」、ピッチベンド:Tick補正「2~-2」、Velocity/value補正「100~-100」
の値で処理をかけます。その後、SMFにて書き出して、ボカロエディタに読み込ませて歌詞を流し込んで下さい。
以上でDOMINOでの基本的な調声は終わりです。まだ先があるのですが、それほどこだわりがなければ、この時点で調声を終了させてしまっても問題ありません。
参考画像(画面は前バージョンのDOMINO調声法です)
http://db4.voiceblog.jp/data/oto774/1245426496.jpg
2009/06/19 23:48:32
5、エクスプレッションの入力(DOMINO使用)
使う数式はエクスプレッションビブラートと曲線、曲線2の3つです。
まずは、数式の「曲線」を使って、音の立ち上がりを描いていきます。シンセサイザーのADSRのように一音一音、エクスプレッションを入力していきます。
立ち上がりの値は32位から始めると良いでしょう(0から描くと、子音がつぶれてしまうので)。
ここでも、実際に歌ってみて、声の大きさを確かめながら入力していきます。音符分割している所は、立ち上がりは入れません。
次に、「曲線」「曲線2」を使い分けながら、抑揚を表現していきます。最後の音の切れ目は0まで下げます。
ビブラートのかかる部分でエクスプレッションビブラートに切り替えて描きます。この時、ピッチベンドで描いたビブラートのカーブに沿うようにします。
参考画像
http://db4.voiceblog.jp/data/oto774/1245426087.jpg
参考画像
http://db4.voiceblog.jp/data/oto774/1245426112.jpg
使う数式はエクスプレッションビブラートと曲線、曲線2の3つです。
まずは、数式の「曲線」を使って、音の立ち上がりを描いていきます。シンセサイザーのADSRのように一音一音、エクスプレッションを入力していきます。
立ち上がりの値は32位から始めると良いでしょう(0から描くと、子音がつぶれてしまうので)。
ここでも、実際に歌ってみて、声の大きさを確かめながら入力していきます。音符分割している所は、立ち上がりは入れません。
次に、「曲線」「曲線2」を使い分けながら、抑揚を表現していきます。最後の音の切れ目は0まで下げます。
ビブラートのかかる部分でエクスプレッションビブラートに切り替えて描きます。この時、ピッチベンドで描いたビブラートのカーブに沿うようにします。
参考画像
http://db4.voiceblog.jp/data/oto774/1245426087.jpg
参考画像
http://db4.voiceblog.jp/data/oto774/1245426112.jpg
2009/06/19 23:47:27
DOMINO調声法(Ver 2.0)「4」
4、ピッチベンドの入力(DOMINO使用)
ボカロエディタから、はちゅねのないしょプラグイン(SMFWriter)を使用してSMF出力します。
それをDOMINOに読み込ませて作業開始です。
PIT調整用関数は、ピッチフレーズビブラート、ピッチビブラート、16分立ち上がり、32分立ち上がり
の4種類です。
ピッチフレーズビブラートはピッチの揺れの表現、ピッチビブラートはビブラート部分に使用して、16分立ち上がりと32分立ち上がりは
それぞれ、その音符の長さでレガートにしゃくり上げるのに使います。
ピッチベンドセンシティビティは2に設定します。
まず、ピッチフレーズビブラートを描き、次に、ピッチビブラートを描きます。微妙に揺らす程度にピッチフレーズビブラートを描いていきます(あくまで”ゆらぎ”)
ビブラートは曲線を延ばすほど揺れが大きくなりますが、最後のカーブで±4096あたりになるようにしないと不快に聴こえますので注意してください。
ビブラート開始のタイミングは、ロングトーンの場合はその音が35~50%発音し終わった位から始めると良いでしょう。
短い音の場合、最初からビブラートをかけてしまう場合もあります。その辺りは、自分で歌ってみて決めます。
しゃくりあげの部分に行きます。しゃくりあげは、音符分割でもされてますが、それ以外の部分でレガートで音程が変化している部分や、アクセントのある音符を表現する為に、これらの数式を用います。
16分立ち上がり、8分立ち上がり・・・音がレガートでしゃくりあがっている部分
32分立ち上がり・・・アクセントをつける部分(歌いだし等)
これらのしゃくりあげの選択は、自分で歌ってみて一番良いと思ったもので結構です。
しかし、DOMINOでの作業の前に、音符分割を行うとき、その部分だけは決定しておいた方がいいでしょう。
参考画像
http://db4.voiceblog.jp/data/oto774/1245425367.jpg
参考画像
http://db4.voiceblog.jp/data/oto774/1245425567.jpg
参考画像
http://db4.voiceblog.jp/data/oto774/1245425597.jpg
4、ピッチベンドの入力(DOMINO使用)
ボカロエディタから、はちゅねのないしょプラグイン(SMFWriter)を使用してSMF出力します。
それをDOMINOに読み込ませて作業開始です。
PIT調整用関数は、ピッチフレーズビブラート、ピッチビブラート、16分立ち上がり、32分立ち上がり
の4種類です。
ピッチフレーズビブラートはピッチの揺れの表現、ピッチビブラートはビブラート部分に使用して、16分立ち上がりと32分立ち上がりは
それぞれ、その音符の長さでレガートにしゃくり上げるのに使います。
ピッチベンドセンシティビティは2に設定します。
まず、ピッチフレーズビブラートを描き、次に、ピッチビブラートを描きます。微妙に揺らす程度にピッチフレーズビブラートを描いていきます(あくまで”ゆらぎ”)
ビブラートは曲線を延ばすほど揺れが大きくなりますが、最後のカーブで±4096あたりになるようにしないと不快に聴こえますので注意してください。
ビブラート開始のタイミングは、ロングトーンの場合はその音が35~50%発音し終わった位から始めると良いでしょう。
短い音の場合、最初からビブラートをかけてしまう場合もあります。その辺りは、自分で歌ってみて決めます。
しゃくりあげの部分に行きます。しゃくりあげは、音符分割でもされてますが、それ以外の部分でレガートで音程が変化している部分や、アクセントのある音符を表現する為に、これらの数式を用います。
16分立ち上がり、8分立ち上がり・・・音がレガートでしゃくりあがっている部分
32分立ち上がり・・・アクセントをつける部分(歌いだし等)
これらのしゃくりあげの選択は、自分で歌ってみて一番良いと思ったもので結構です。
しかし、DOMINOでの作業の前に、音符分割を行うとき、その部分だけは決定しておいた方がいいでしょう。
参考画像
http://db4.voiceblog.jp/data/oto774/1245425367.jpg
参考画像
http://db4.voiceblog.jp/data/oto774/1245425567.jpg
参考画像
http://db4.voiceblog.jp/data/oto774/1245425597.jpg