2008/08/31 19:01:23
最初に「ぼかんないんです><」の再考をします。
というのも、DOMINO調声法は完全ではありませんが、「ぼかりす」「ぼかんないんです><」をシミュレートしたものなので、この項目は外せません。
ぼかんないんです><はVEL、DYN、PITを操作することで、人間の歌唱をシミュレートしています。それぞれのパラメーターを順番に解説していきたいと思います。(参考:http://akira-izumi.cocolog-nifty.com/patent/2008/05/index.html)
まず、一番上の写真を見て下さい。
VELは、例外はありますが基本的に音節ごとに次第に大きくなっていきます。これは、時間経過と共に声帯を通る空気の速度が緩くなる為でしょう。真ん中の「大切な」の部分は、「つうなあ」の部分で音量が少なくなる為、相対的に子音が目立つものと思います。
次に真ん中の写真です。
DYNは、基本的にかまぼこ型となっております。歌いだしは音量が少なめ、真ん中で最大になり、ビブラートで減衰するものと思われます。
また、一音ごとに、立ち上がりと減衰部分に切れ込みが入っているのがわかります。またビブラートでは、正弦波を描きながら減衰しています。
最後に、一番下の写真です。
PITは、部分的にですが全音下からしゃくりあげるように歌うようシミュレートされています。正弦波をひっくりかえしたような波形であることがわかります。
また、ビブラートは美しい正弦波を描いています。他にも、音符分割により、しゃくりあげる歌い方になっている部分があるのにも注目です。
基本的に、これらのことにより、ボカロを人間の歌唱に近づけているものと思われます。DOMINO調声法では、これらをシミュレートすることで、人間の歌唱に近づけます。長くなりましたので、また次回。。。
というのも、DOMINO調声法は完全ではありませんが、「ぼかりす」「ぼかんないんです><」をシミュレートしたものなので、この項目は外せません。
ぼかんないんです><はVEL、DYN、PITを操作することで、人間の歌唱をシミュレートしています。それぞれのパラメーターを順番に解説していきたいと思います。(参考:http://akira-izumi.cocolog-nifty.com/patent/2008/05/index.html)
まず、一番上の写真を見て下さい。
VELは、例外はありますが基本的に音節ごとに次第に大きくなっていきます。これは、時間経過と共に声帯を通る空気の速度が緩くなる為でしょう。真ん中の「大切な」の部分は、「つうなあ」の部分で音量が少なくなる為、相対的に子音が目立つものと思います。
次に真ん中の写真です。
DYNは、基本的にかまぼこ型となっております。歌いだしは音量が少なめ、真ん中で最大になり、ビブラートで減衰するものと思われます。
また、一音ごとに、立ち上がりと減衰部分に切れ込みが入っているのがわかります。またビブラートでは、正弦波を描きながら減衰しています。
最後に、一番下の写真です。
PITは、部分的にですが全音下からしゃくりあげるように歌うようシミュレートされています。正弦波をひっくりかえしたような波形であることがわかります。
また、ビブラートは美しい正弦波を描いています。他にも、音符分割により、しゃくりあげる歌い方になっている部分があるのにも注目です。
基本的に、これらのことにより、ボカロを人間の歌唱に近づけているものと思われます。DOMINO調声法では、これらをシミュレートすることで、人間の歌唱に近づけます。長くなりましたので、また次回。。。
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